門倉亭南荘の歴史

南種子で最初の宿

南種子で最初の宿

昭和のはじめまで、たまたま家が大きかったので民家にお客様を泊めていたらしい。
(その当時、南種子には宿屋が一軒もなかったので。)
そんなことで、いつから客を泊め出したかは定かではありません。
昭和20年ころから本格的に旅館としての宿業をはじめました。

そのころは、完全木造平屋造りで、続き部屋がいくつもあって、その周りを庭に囲まれた純和風だったようです。また、食事もすべて部屋出しでやっていたようです。

そして、昭和42年にロケット基地がこの地に出来ると云うことで一部を鉄骨造りで増設しました。
その後ロケットの規模が大きくなるとともに、当館も増改築を繰り返すことになったのです。

その間、皇室(三笠宮殿下:花子様)、政界、財界,芸能界、外国人といろいろな方に御来館いただきました。
最近では,ほとんどの日本の宇宙飛行士の方々にも泊まっていただきました。
おかげさまで現在の主人で三代目です。
これも一重にこれまでに当館をご利用いただきました皆様の
おかげと感謝申し上げる次第です。
今後とも益々のご愛顧よろしくお願いいたします。